介護福祉士やケアマネジャーの仕事を支援するポータルサイト
きらめくケア・ナビは、文部科学省の生涯学習振興事業委託費による委託事業として、
東京未来大学福祉保育専門学校が実施した平成29年度「専修学校による地域産業中核的人材養成事業」の成果物です。

介護コラム

目指せ負担減 介護における機器の活用

 介護職の離職理由で多いものの一つが、介護業務において発生した体調不良。きらめくケアで実施したアンケート結果によれば、業務における健康上の問題は事業者及び介護職員それぞれに気になっている問題であることがわかります(※1。介護者の身体的負担を減らすため、現在はボディメカニクス(※2を取り入れた移乗・移動の介護が増えてきました。

 一方で、介護業務において機器を取り入れ、介護者の身体的負担を減らそうという取り組みも始まっています。今回はそんな最新の機器を取り入れている事業所を取材しました。


  使い心地は…? 機器を活用している職員に伺いました!

今回はロボットスーツHAL®を取り入れている事業者を訪れ、実際に職員の方に使い心地を伺いました。

インタビューにお答えいただいたのは、社会福祉法人三幸福祉会 杜の癒しハウス文京関口に勤務されている日原 一成さんです。


HAL®を使用する前と後で違いはありますか?

腰の負荷が低減し負担が軽減しました。

利用者様をベッドから車イスへ移る際に移乗介助が必要です。身体を抱え上げる動作を繰り返していると、腰への負担が大きくて大変でした。

以前は腰痛を抱えた中で我慢をして業務に就いていましたが、現在は痛みを感じることがなく、介助以外の場面でも気持ちにゆとりを持って仕事をすることが出来ています。


 操作性、装着による違和感はありますか?

最初はぎこちなく、電極シールの貼付は手間でしたが、慣れれば違和感はありません。

操作もシンプルで扱いやすく、機械や電子機器の扱いが苦手な方でも違和感なく使うことができます。


他職員に利用を推奨できそうですか?

  移乗による腰への負担から腰痛を持つ介護職員はとても多く、仕事に誇りを持っていても働けないという方は多いと思います。そういった方々には、色々と事情はあるかもしれませんが、導入できれば活用してみて欲しいと思います。

 意欲がある人が健康で長く働けるよう、普及していって欲しいですね。

  ロボットスーツHAL®とは…?製品をご紹介!


今回取材したのは、CYBERDYNE株式会社が開発したHAL® 腰タイプ介護支援用です。ロボットスーツHAL®の主な特徴は次の3つです:

1.  重量物を持ったときの腰にかかる負荷を低減することで、腰痛になるリスクを軽減

2.  世界初のサイボーグ型ロボット[ロボットスーツHAL®]は、人が体を動かそうとしたときに脳から筋肉に流れる信号を皮膚表面から微弱な生体電位信号として読み取ることで人間の運動意思に従ったアシストが可能

3.  これまでの作業を楽に行うことができるため、介護施設での労働環境の改善や労働災害防止への活用が期待されている


       *     *


今回ご紹介したのは介護職員が身につける機器でした。一方で、利用者が身につけることで身体機能維持や健康状態のモニタリングに貢献できるウェアラブル端末も開発されています。介護業界における効果的な機器の活用が普及しつつあるようですね!


1 東京未来大学福祉保育専門学校『平成28年度 「成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業」 介護分野における中核的専門人材養成等の戦略的推進による潜在介護福祉士の就職・再就職および長期就労支援事業 成果報告書』 参照。こちらよりダウンロード可能です。

2 きらめくケアゼミ『講座10:介護技術基礎編、第15章:ボディメカニクスを活用した移動・移乗の介護』参照。こちらよりきらめくケアナビにご登録いただけます(無料)。

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