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きらめくケア・ナビは、文部科学省の生涯学習振興事業委託費による委託事業として、
東京未来大学福祉保育専門学校が実施した平成29年度「専修学校による地域産業中核的人材養成事業」の成果物です。

介護コラム

ベッド介助

臥床時・操作時等に発生しやすい事故やトラブル

介護用ベッドに取り付ける手すりやサイドレールには様々な種類がありますが、ベッド柵による圧迫や柵のすき間へ身体の一部が挟まれる事故、ベッド柵を乗り越えての転落など重篤な事故もおきています。利用者に適したベッド柵を選ぶことや、既存のベッド柵に独自の工夫(ベッド柵のすき間を枕、毛布、カバーなどで覆うなど)を施すことで事故を防ぎましょう。また、背上げをする時には、利用者の腕が身体の前にあるか確認します。


電動ベッドは介護者にとってケアをする際に容易に操作することができるものであり、利用者にとっても便利で快適なものですが、夜間寝返りの際にスイッチが体の下になり、誤作動する可能性も考えられます。利用者が適切にスイッチを操作できるか確認しておき、夜間はスイッチを取り外すかベッド柵の外側に掛けるなどして誤作動や故障を防ぐ配慮も必要です。安全に使用するために、定期的な点検も受けておきましょう。


事例

(事例1)

体力が低下し、日中もベッド上で過ごしているAさんのオムツ交換を行う際に、介護職員はベッドの高さを介助しやすい位置に調整しました。オムツ交換を終え、汚れたオムツや物品を片付けることに気を取られ、ベッドの高さを元の位置に戻すことを忘れてしまいました。介護職員が部屋を退室しようとしたところ、Aさんが「ベッドの高さを下げて下さい。」との訴えがあり、初めて忘れていたことに気付きました。

ベッド上の介助は腰痛が生じやすい姿勢で行う事があり、ボディメカニクスの活用やベッドの高さを調整することで腰痛予防に効果があります。しかしベッドから離れる時は、必ず高さを元の位置に戻すことで転落を防止することが出来ます。

(事例2)

介護職員が居宅に入ったところ、ベッドに端座位になっていたBさんが転落しそうになった為、慌てて支えて転落を防ぐことができました。Bさんのその時の姿勢は、ベッドに浅く座り、両足をピタっと付け、膝に手をのせており安定した端座位ではなかったのです。

安定した端座位は足関節・膝関節・腰関節が90度、足が肩中ぐらいに開いていること、足底が床についていること、手はサイドレールを握っているか、ベッドに置くことで安定し、転落を防ぐことができます。

(事例3)

Cさんは脳梗塞の後遺症のため、片麻痺があります。仰臥位から側臥位に体位変換の介助をするとき、いつも健側を下にしてサイドレールに近い状態の側臥位になってしまい、サイドレールにぶつかりそうになり、ヒヤッとすることがあります。

側臥位になる際に、ぶつからないようサイドレールの脇にクッションを置いておくと安全です。また、寝返る側に十分なスペースがない場合は反対側に水平移動の介助を行うことで、ベッドの中央で安定した側臥位が保てます。


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