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きらめくケア・ナビは、文部科学省の生涯学習振興事業委託費による委託事業として、
東京未来大学福祉保育専門学校が実施した平成29年度「専修学校による地域産業中核的人材養成事業」の成果物です。

介護コラム

転職ビフォー・アフター②

第1回 竹内 厚子さん(杜の癒しハウス 文京関口 勤務)

――以前はどんな職種についていたのですか?

ホテルでのキャッシャー業務、歯科助手を経験したのち、事務職として経理に当たっていました。人と接するのは好きなので、そういった機会の多い仕事に就いていました。

――当時の介護業界・介護職に対するイメージはどのようなものでしたか?

いわゆる”3K”―きつい、汚い、給料が安い―のイメージでした。耳にした大人の排泄の世話という業務内容もそうですが、介護職のママ友がよく「腰が痛い」とこぼしていたことからもそのイメージを持っていました。

また当時は介護施設が一般的ではない時代。身内の高齢者の介護を施設に「任せてしまった」、介護施設に入れていることを「隠したい」という認識が一般的でした。現在ではそれもだいぶ変わってきたと感じています。

――転職のきっかけは何ですか?

事務職の頃、一生就ける仕事、人と接する仕事をしたいと思い立ち、転職を決意しました。

退職後にハローワークで相談した際、勧められたのが介護の仕事。ネガティブなイメージを持ちながらも、職業訓練の教室に通い始めたのを覚えています。

――介護職に対するイメージの変化はありましたか?

職業訓練校の先生方がきっかけでした。暗く、粛々とした授業をイメージしていたのですが、先生方は3Kのイメージを含め、私たち受講生が恐れていること、心配していることを率直に指摘してきたんです。それだけではなく、先生方が介護の現場にいらした際の経験談をはばかることなく受講生に話してくれました。経験談の面白さと共に、先生方の隠し立てしない、オープンな態度に触発され、介護に対するイメージは変わっていきましたね。どんどん「知りたい」という気持ちが強くなりました。

初めて利用者を看取ったときはとくに、先生方の言葉が一言一句、はっきりと思い出されました。またボディメカニクスを利用した介助のおかげで、腰も傷めずに働いてきました。

先生方の教えは今でも業務に活きています。

――介護の現場でのやりがいは何ですか?

認知症の方とのコミュニケーションについて困難が多いとよく言われますが、私は個人の本質が見えてくると感じています。まるで過去のその人からのメッセージのようだなと。

朝職場についたとき、利用者からの「あっ、きたきた!待ってたのよ」という声を聴いたとき。「あなたがいなくて寂しかったわ」という声を掛けられたとき。利用者の優しさをかじるのと同時に、「ここにいていいんだ」という安心感を持てます。

また、前職までの経験が活きる職場だと感じています。ホテルに勤めた時代に経験した夜勤や習得したベッドメイキングの技術、歯科助手を務めた際の口腔ケア、家事。いずれも介護の現場で役立っています。

――今後介護業界で重ねていきたいキャリア・展望はありますか?

社会人向けの介護資格の講師になりたいと考えています。介護をしている友人にボディメカニクスを利用した介助の方法を教えると、驚くと同時に喜ばれました。お世話になった先生方が催してる講習会に、依頼を受けて実技をしに行ったこともあります。教えることが好きだと気づいたので、今の経験を活かし、介護職の魅力を発信できる講師を目指しています。

生徒にはぜひ、介護に対してネガティブなイメージを持っている人に来てもらいたいですね。いつかの自分がしてもらったのと同じように、自身の経験やおもしろかった体験を伝えてたくさん笑わせたい。そしてネガティブなイメージを払拭したいです。


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